日常的にテレフォンセックスをしていた私がある日運命の人に会った

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10代後半～20代にかけて出会い系サイトやマッチングアプリを使い、見知らぬ相手とエッチなやりとりをしていた。

普通の会社員をしていた私にとってそれは、単調な毎日への刺激的なツールであり、承認欲求を満たすためでもあった。

その流れでよくやっていたのが、テレフォンセックス。

日常で一夜限りのテレフォンセックスをしていた

性欲が盛んな大学生、オナニー好きのサラリーマン、奥様だけでは物足りないおじさま…

相手はさまざまだったけれど、やることは大体決まっていて。

自分の指をしゃぶり、じゅぱじゅぱとフェラチオのような音を立てると相手は興奮し、

「もう挿れたいよ、挿れていい？」

と聞いてくる。

実際セックスをしているわけではないけれど、男性が私で興奮してくれているのがうれしくて、

「いいよ」

と答える。

「はあっ、はあっ、」

と電話越しに漏れる相手の吐息に興奮してしまい、こちらも指を動かしながら喘いでしまう。

「ねえ、音、聞かせて」

と男性が言うと、 相手の感じてる声が聞きたい私は電話をお〇んこに近づけ、

「くちゅ、ぐちゅっ」

とわざと大きな音を立てるように指を掻きまわす。

「ああっ、イク！ねえ？出していい？中に出していい？？」

と、情けない声が聞こえる。

「出して！いっぱい出して！」

「イクイクイクイクッ…！！」

この、男性が射精する瞬間が大好きだった。

その場限りの、しかも電話越しの、欲を満たすだけの関係と解っていながら、 一瞬、自分が求められ、満たされたような気がして。

だからテレフォンセックスがやめられなかった。

それからしばらくして、30代になっても私はマッチングアプリをしていた。

マッチングアプリで何気ない会話が弾んだ

ただ、その時マッチした相手とはこれまでと違っていて、いつもはすぐエッチな話題になるのに、ただただ何気ない会話で話が弾んでしまっていた。

彼は私より5歳年上の、30代後半の男だった。

当時恋愛…と、いうよりも深く人と繋がること自体を怖れていた私は、 真剣な出会いは求めていなかったし、ましてやマッチングアプリで彼氏を作ろうなどとは考えていなかった。

なのに、お互い特に喋りが上手い訳でもないのに普通の会話が楽しくて、 彼と毎日2時間以上の長電話をするのが楽しみになっていた。

ところがある日、私のいつもの悪い癖が出てしまった。

エッチな会話で相手の気を引こうとしてしまったのだ。

「ねえ、したいな」

私が誘うと、真夜中にもかかわらず彼は家の近くまで車でやってきた。

自分で誘っておきながら

“彼ともエッチなことをしたら終わりなのかな…”などと少し胸がズキンとなった。

だけど身体は矛盾していて、私たちは我慢ができないまま、人気のない駐車場でカーセックスをした。

しばらくセックスをしていなかったという彼のペ〇スは、大袈裟ではなく、今まで触れた事が無いほど硬くなっており、一度射精した後もそれが治まることは無かった。

途中、違う車が入ってきて人に見られそうになった際、彼は自分の上着を被せ、真っ先に私の身体を隠してくれた。

優しい人だな、と思った。

エッチをしたら関係が終わると思い込んでいた

そんな私の不安をよそに、翌日も彼から連絡が来た。

少し照れくさそうだったが、また、普通の長電話が始まった。

途中、昨夜の話になり、

「実はあれから勃起が治まらなくて…一日中オナニーしていた」

と恥ずかしそうに彼が言った。

「電話で、一緒にする？」

と言うと

「えっ、電話で？？」

と驚いたように彼が言った。

どうやらテレフォンセックスをしたことがないらしい。

かまわず、私は自分の身体を触りながら息を漏らした。

すると彼もオナニーを始めた。

「…今、おちんちん触ってるの？」

「うん…はあっ…挿れたい…挿れたいっ…」

彼の声にドキドキして、私はいつになく興奮していた。

「んっ…欲しい…」

たまらず、ぐちょぐちょに濡れた秘部にディルドを押し当てる。

昨日の彼の、覆いかぶさった身体、硬いペニス、気持ちよさそうな表情を思い出しながら出し入れを繰り返す。

私の奥が、咥え込むように吸いつき、ぐちょぐちょといやらしい。

テレフォンセックス後に付き合うことになった

「あっ、あっ」

私が喘ぐと

「あっ…〇〇…〇〇…」

と彼は私の名前を呼んだ。

それがたまらなく良くて、

「イクイク、イクッ…！」

と二人で果てた。

「わ、いっぱいでちゃった…」

と言う彼の言葉に、なんだかとても満たされていた。

色んな人と何度もやった中で一番、気持ちの良いテレフォンセックスだった。

それから私と彼は付き合うことになった。

付き合ってからもしばらくはテレフォンセックスをしていたが、 一緒に住み始めてからはしていない。

あれから数年経ったけれど、私のテレフォンセックスの思い出は、どうやら彼で最後になりそうである。

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